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【オフけん健康コラム】禁煙の第一歩

【オフけん健康コラム】禁煙の第一歩

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更新日|2025年6月6日
所員|なかのん
この記事の概要

「そろそろたばこをやめたいけれど、何から始めればいいかわからない」そんな気持ちを抱えていませんか?
禁煙は「ガマンの問題」ではなく、脳が“たばこ=ごほうび”と感じる仕組みが関わる「依存症」です。
たばこを吸うたびに「気持ちいい」「ホッとする」と感じるのは、脳内で“快楽ホルモン”とも呼ばれるドーパミンが出ているからです。これは一種のクセや習慣になっているため、やめるにはコツやサポートが必要なのです。
一人で抱え込まず、正しい知識とサポートを得ることが、成功の近道です。

目次

なぜ禁煙が必要なのか

喫煙者は非喫煙者に比べて、がん・心筋梗塞・脳卒中の発症リスクが約2倍~4倍に上昇するといわれています。

受動喫煙は周囲の家族や同僚の健康にも悪影響を与えます。

禁煙からわずか数日で血中酸素濃度が改善し、1年後には心臓病のリスクが半減するという研究結果もあります。

あなたの禁煙は、自分自身と大切な人の未来を守る選択です。

禁煙の準備:まずはここから

・自分の理由をはっきりさせる
 「健康のため」「家族のため」「節約のため」など、紙に書き出して見える場所に貼りましょう。

 ・誘惑の場面を事前に分析する
 「仕事の休憩中」「お酒の席」「ストレスが溜まったとき」など、自分が吸いたくなるシーンを把握し、対策を考えます。

 ・周囲のサポートを得る
 家族、友人、職場に「禁煙を始める」ことを宣言し、応援してもらいましょう。

禁煙中の工夫と専門的ヒント

軽い運動を取り入れる
研究ではウォーキングやストレッチが喫煙欲求を和らげる効果が示されています。

呼吸を意識するヨガや瞑想もおすすめです。

五感を活用するリラックス法
深呼吸、ハーブティー、ミントやガム、心地よい音楽(雨音・波音など)を使って気持ちをリセット。

口寂しさ対策に特に有効です。

禁煙補助薬・専門外来を検討する
禁煙パッチやニコチンガムは離脱症状を軽減します。

医療機関での禁煙外来は科学的エビデンスに基づく治療が受けられ、成功率が高まります。

まとめ

禁煙は「意志が弱いからできない」のではなく、脳の仕組みによる“依存”が関係しています。

だからこそ、正しい知識と工夫、そして周囲のサポートが大きな力になります。

小さな一歩でも、始めることが未来の健康につながります。

あなた自身と、あなたの大切な人のために、今日からできることを始めてみませんか?

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